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[ペット探偵]これから猫を飼う人へ「猫の生涯飼育にかかる費用?」[ペットレスキュー]
猫を生涯にわたって飼育するには、初期費用から毎月の食費・医療費・日用品費まで、トータルで100万~250万円程度がかかるといわれています。寿命は平均15歳前後ですが、近年は20歳近くまで生きる猫も珍しくなく、長寿化に伴い生涯費用も増加傾向にあります。以下に、猫を迎えてから最期までに必要な費用の内訳を詳しく解説します。
目次
🏠 初期費用(お迎え時にかかる費用)
猫を迎える際には、生活環境を整えるための初期投資が必要です。
| 費用項目 | 内容 | 目安金額 |
|---|---|---|
| 猫の譲渡・購入費 | 保護猫の譲渡:0~3万円、ブリーダー・ショップ購入:5~30万円 | 0~30万円 |
| 健康診断・ワクチン接種 | 初回ワクチン2~3回+検査(エイズ・白血病など) | 約1~3万円 |
| 去勢・避妊手術 | オス:1~2万円 メス:2~3万円 | 約1~3万円 |
| 必要用品 | トイレ・猫砂・食器・キャリー・爪とぎ・ベッドなど | 約2~5万円 |
💡 合計目安:5~40万円程度
🍖 食費
食費は猫の大きさや体質、与えるフードの品質によって差があります。
| フードタイプ | 1か月の目安 | 生涯(15年)での総額 |
|---|---|---|
| 一般的なドライフード中心 | 約3,000~5,000円 | 約50~90万円 |
| プレミアムフードやウェット中心 | 約5,000~10,000円 | 約90~180万円 |
おやつやサプリメントを含めると、さらに+1~2万円/年ほど加算されます。
健康維持を考えると、栄養バランスのよい高品質フードを選ぶことが長期的には医療費の節約にもつながります。
🧻 トイレ用品・日用品費
猫は清潔好きな動物のため、猫砂やトイレ用品の消耗が多いのが特徴です。
| 項目 | 内容 | 年間費用 | 生涯費用(15年) |
|---|---|---|---|
| 猫砂 | 紙・木・鉱物系など | 約1~2万円 | 約15~30万円 |
| トイレ・掃除用品 | 定期的な交換や清掃用品 | 約2,000~5,000円 | 約3~7万円 |
| 爪とぎ・おもちゃ・ベッドなど | 消耗品・破損による買い替え | 約5,000~1万円 | 約7~15万円 |
💡 合計:約25~50万円
🏥 医療費(健康管理・病気治療など)
医療費は猫の年齢によって大きく変わります。特に高齢期には通院や治療が増え、年間数十万円かかる場合もあります。
| 年齢層 | 主な費用 | 年間費用の目安 |
|---|---|---|
| 1~5歳(若猫期) | ワクチン、予防接種、健康診断 | 約2~5万円 |
| 6~10歳(成猫期) | 歯石除去、軽度疾患の治療 | 約3~7万円 |
| 11歳以降(老猫期) | 慢性腎不全、糖尿病、腫瘍などの治療 | 年間10~30万円以上になる場合も |
💡 生涯医療費の目安:50~150万円程度
※ペット保険(年間1~5万円)に加入すれば、治療費の自己負担を抑えることが可能です。
✂️ その他の維持費
猫は犬に比べて散歩代やトリミング代が少ない分、費用は抑えめですが、意外な出費もあります。
| 項目 | 内容 | 生涯費用目安 |
|---|---|---|
| ペット保険 | 年1~5万円 | 約15~60万円 |
| 定期健診・血液検査 | 年1回程度 | 約10~30万円 |
| キャットタワー・家具の補修 | 家具の傷防止や運動スペース | 約5~10万円 |
| ペットホテル・シッター | 旅行や帰省時 | 約5~20万円 |
💰 総合的な生涯費用の目安
| 猫の飼い方・環境 | 総額目安 |
|---|---|
| 最低限(室内・一般フード・最低限の医療) | 約100万円前後 |
| 平均的(予防+良質フード+定期健診) | 約150~200万円 |
| 手厚いケア(高級フード+保険+高齢猫治療含む) | 約200~300万円以上 |
🐾 まとめ
猫の飼育費用は「毎月は数千円程度」でも、15年以上の積み重ねで大きな金額になります。
特に高齢期の医療費や介護費用は想定以上にかかるため、若いうちから貯蓄や保険加入を検討しておくと安心です。
金銭的な準備をしっかり整えることで、愛猫が健康で幸せな一生を過ごすサポートができます。

