猫探しの調査事例|実際にあった失踪から発見までのリアルな流れ

 今回は、実際の猫探し調査をもとにしたリアルな事例をご紹介します。ブログ用に、流れ・判断ポイント・発見につながった決め手までをまとめました。※個人情報に配慮し、一部内容は調整しています。

目次

 ご相談は夜間。「玄関の開閉時にすり抜けた可能性がある」とのことでした。

猫は完全室内飼いで、外に出た経験はほぼなし。臆病な性格で、音に敏感という特徴がありました。

重要ポイントは次の3つでした。

  • 外の環境に慣れていない
  • 行動範囲は広がりにくい
  • 近距離潜伏の可能性が高い

 多くの方がやりがちなのが、広範囲を探し回ることです。しかし室内飼いの脱走直後は、半径50m以内に潜んでいるケースが非常に多いのが実情です。

調査ではまず、

  • 建物周囲の物陰
  • 室外機の裏
  • 床下の開口部
  • 倉庫・物置の隙間
  • 駐車車両の下

を重点的にチェックしました。

開始40分で、自宅裏の狭い配管スペースに潜伏痕(毛と微かな臭い)を確認。

 猫は強いライトを正面から当てると、さらに奥へ逃げます。

そこで壁面バウンド光(反射光)で照らし、直接刺激しない方法に切り替えました。

すると、わずかに目の反射を確認。

ここで無理に捕獲せず、

  • 退路を塞がない
  • 音を出さない
  • 名前を連呼しない

という静的対応を選択しました。

 捕まえるのではなく、戻れる導線を作ります。

  • 普段使っているトイレ砂を設置
  • 飼い主の衣類を配置
  • 無音でフードを置く
  • カメラを設置して監視

約3時間後、設置ポイントに出現。

警戒が下がったタイミングで安全確保できました。

 今回の成功要因は明確でした。

  • 行動範囲を広げなかった
  • 性格情報を重視した
  • 光と音の刺激を抑えた
  • 捕獲より安心誘導を選んだ

 脱走猫の多くは、遠くへ行くのではなく、近くで動けずに隠れています。

焦って追うほど警戒心は上がります。猫探しはスピードだけでなく、「行動心理の理解」が結果を左右します。

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