マイクロチップ装着犬が迷子になったときの手続き

 犬が迷子になったとき、マイクロチップは飼い主の元へ戻るための大切な手がかりになります。
しかし、マイクロチップが入っているから必ず見つかるわけではありません。正しい手続きと、迷子になった直後の行動が発見率を高めます。

目次

マイクロチップを装着している犬がいなくなった場合、まず通常の迷子犬捜索と同じように行動します。

やるべきことは、

  • 逃げた場所周辺を探す
  • 近所へ情報提供をお願いする
  • 警察・自治体へ連絡する
  • 動物病院や保護施設へ問い合わせる
  • マイクロチップ登録情報を確認する

ことです。マイクロチップは「探す装置」ではなく、「保護された犬の身元を確認するためのもの」です。そのため、捜索活動と並行して活用することが重要です。

マイクロチップには、できることとできないことがあります。

できること

  • 専用リーダーで識別番号を読み取れる
  • 登録された飼い主情報と照合できる
  • 保護された犬の身元確認につながる

できないこと

  • GPSのように現在地を表示する
  • 犬の移動場所を追跡する
  • 音を鳴らして呼び戻す

つまり、マイクロチップは「位置を探す機械」ではなく、「身元確認の証明」の役割を持っています。

マイクロチップの情報は、登録機関に管理されています。

確認する内容:

  • マイクロチップ番号
  • 飼い主の氏名
  • 住所
  • 電話番号
  • 犬の情報

です。引っ越しや電話番号変更があった場合、登録情報を更新していないと、保護された際に連絡が取れない可能性があります。迷子になる前から、登録情報が最新か確認しておくことが大切です。

犬が迷子になった場合は、早めに関係機関へ連絡しましょう。

連絡先の例:

  • 警察署・交番
  • 自治体の動物愛護センター
  • 保健所
  • 近隣の動物病院

伝える内容:

  • 犬の種類
  • 毛色・特徴
  • 迷子になった日時
  • 場所
  • 首輪や服装
  • マイクロチップ装着の有無

写真があると情報共有がスムーズです。

迷子犬が保護されると、保護した人や施設がマイクロチップを確認する場合があります。

一般的な流れ:

  1. 犬が保護される
  2. マイクロチップ番号を読み取る
  3. 登録情報を照合する
  4. 飼い主へ連絡する
  5. 引き取り手続きを行う

ただし、すべての人がリーダーを持っているわけではありません。そのため、マイクロチップが入っていても発見から連絡まで時間がかかる場合があります。

マイクロチップは非常に役立つものですが、単独では不十分です。

理由:

  • GPS機能がない
  • 保護されないと確認できない
  • 読み取り機が必要
  • 登録情報が古いと連絡できない

ためです。迷子犬の場合、「見つけるための対策」と「身元確認の対策」を組み合わせることが重要です。

マイクロチップに加えて、以下の対策を行うと安心です。

迷子札を付ける

首輪に、

  • 飼い主の電話番号
  • 犬の名前

を書いた迷子札を付けておくと、発見者がすぐ連絡できます。

GPS機器を活用する

GPS付き首輪やタグは、位置確認に役立ちます。

写真を準備しておく

迷子になったときすぐ投稿できるよう、

  • 全身写真
  • 顔写真
  • 特徴が分かる写真

を保存しておきましょう。

定期的に情報更新する

住所や電話番号が変わった場合は、マイクロチップ登録情報の変更を忘れないことが重要です。マイクロチップは迷子犬を「見つける」ものではなく、「保護された犬を飼い主につなげる」ための大切な仕組みです。
日頃から登録情報の確認や迷子対策を行い、万が一の脱走に備えておくことが大切です。

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