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犬の定期健診では、見た目だけでは分からない体の異常を見つけるために、さまざまな項目がチェックされます。健康状態を総合的に確認することで、病気の早期発見や予防につながります。ここでは、動物病院の定期健診でよく行われる主なチェック項目10項目を詳しく解説します。
① 体重・体格チェック
まず基本となるのが体重測定です。体重の変化は健康状態を知る重要な指標になります。
- (例)
- 急激な体重減少 → 糖尿病、甲状腺機能亢進症などの可能性
- 体重増加 → 肥満による関節・心臓への負担
また、ボディコンディションスコア(BCS)という体型評価も行い、理想体重とのバランスを確認します。
② 体温測定
犬の平熱は一般的に約37.5~39℃とされています。
体温測定によって
- 発熱
- 炎症
- 感染症
などの異常が分かることがあります。体温は体調の変化を示す基本的なバロメーターです。
③ 聴診(心臓・呼吸)
聴診器を使って
- 心臓の音
- 呼吸の音
をチェックします。
これにより
- 心臓病
- 僧帽弁閉鎖不全症
- 呼吸器疾患
などの早期発見につながります。心雑音がある場合は、心臓の病気の疑いがあるため追加検査を行うこともあります。
④ 目(眼)の検査
犬の目の健康状態を確認します。
チェックするポイント
- 目の濁り
- 充血
- 目やに
- 視力の変化
特に高齢犬では
- 白内障
- 緑内障
などが増えるため、定期的な確認が大切です。
⑤ 耳の検査
耳の中を専用の器具(耳鏡)で観察します。
チェック内容
- 耳垢の量
- 炎症
- におい
- ダニの有無
耳の病気として多いのが
- 外耳炎
特に垂れ耳の犬種は発症しやすいため注意が必要です。
⑥ 歯・口腔内チェック
口の中を確認し
- 歯石
- 歯肉炎
- 口臭
- 歯のぐらつき
などをチェックします。
犬の多くがかかるのが
- 歯周病
歯周病は放置すると
- 心臓
- 腎臓
などの病気につながることもあるため、定期的な確認が重要です。
⑦ 皮膚・被毛チェック
犬の皮膚や毛の状態をチェックします。
確認するポイント
- 脱毛
- フケ
- 赤み
- しこり
- かゆみ
皮膚の病気には
- アトピー性皮膚炎
- 皮膚真菌症
などがあります。また、ノミやダニなどの寄生虫も確認します。
⑧ 腹部触診(お腹のチェック)
獣医師が手でお腹を触り、
- 臓器の大きさ
- しこり
- 痛み
などを確認します。
これにより
- 肝臓病
- 腎臓病
- 腫瘍
などの異常に気づくことがあります。
⑨ 血液検査
血液検査では、体の内部の状態を詳しく調べることができます。
主なチェック内容
- 肝臓の数値
- 腎臓の数値
- 血糖値
- 貧血
- 炎症
発見できる病気の例
- 腎不全
- 糖尿病
- 肝炎
症状が出る前に異常が分かることも多い重要な検査です。
⑩ 尿検査・便検査
排泄物から健康状態を確認します。
尿検査
チェック内容
- 尿の濃さ
- 糖
- タンパク
- 結晶
発見できる病気
- 膀胱炎
- 尿路結石
便検査
チェック内容
- 寄生虫
- 消化状態
- 出血
寄生虫として代表的なのが
- 回虫
- 条虫
です。
まとめ
犬の定期健診では、主に次の10項目がチェックされます。
- 体重・体格
- 体温
- 心臓・呼吸(聴診)
- 目の検査
- 耳の検査
- 歯・口腔内
- 皮膚・被毛
- 腹部触診
- 血液検査
- 尿検査・便検査
これらを定期的に確認することで、病気の早期発見・早期治療につながり、犬の寿命や生活の質を大きく守ることができます。

